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セルフ島流しとは!?パソナが本社機能を淡路島に移転するメリットやデメリットを調査!

セルフ島流し
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セルフ島流しという言葉がTwitterや5chで話題となって登場し、話題となっています。

今回、セルフ島流しという言葉は、2020年8月31日に報道のあった、人材派遣会社大手のパソナが東京にある本社機能の一部を淡路島へ移転するということを指しているようです。

島流しとは、「遠い所や不便な所へ転勤・異動させる」という意味なので、マイナスな表現でデメリットが大きいようにも思えます。

ただ、パソナのような大企業が本社機能を一部とは言え、東京から淡路島という全く異なる環境へという移転をするからには、デメリット以上の何か大きなメリットがあるのではないでしょうか?

この記事では、パソナの本社機能の一部が淡路島へと移転という「セルフ島流し」について調べてみました。

パソナのセルフ島流しとは!?

 

人材派遣大手のパソナグループが、自ら、東京と比べるとのどかな土地である淡路島への本社機能の一部移転というニュースを「セルフ島流し」と呼んでいる声がネット上に多くありました。

 

セルフ島流しとは、自分でちょっと都会を離れてリゾートへ行ったり、普段は行かないところへ行くことについても使う表現なんですね!




パソナが淡路島に本社を移転するセルフ島流しとは?

淡路島

パソナが淡路島に本社を移転するセルフ島流しとはどういう内容なのか見ていきたいと思います。

人材派遣事業などを手掛けるパソナグループは、2020年9月から23年度末にかけて、本社機能を兵庫県淡路島の拠点に分散すると発表した。最終的には、グループ全体の本社で働く社員約1800人のうち、約1200人が淡路島で活躍することになる。移転する社員は基本的に希望制で選出しているという。

本部から淡路島に移転する業務は、人事、財務経理、経営企画、新規事業開発、グローバル、IT/DXなど。9月から段階的に移転していく計画だ。あわせて、AI・IoTを駆使した「DX(デジタルトランスフォーメーション)・BPOセンター淡路」を開設する。自社のDXを推進するとともに、クライアント企業のインサイドセールスやウェブ・デジタルマーケティングなどの業務を行うとしている。

 今回の取り組みは、新型コロナウイルス感染症の拡大などを受けて、社会・ビジネス環境の急速な変化に対応するための施策。事業構造の変革やDX、自然災害などのリスクに対応するBCP(事業継続計画)対策の一環として、本部機能の分散と淡路島への移転を段階的に実施する。率先して地方に移転することで、「どこでも働ける」ことをアピールする狙いもあるという。

 移転先に淡路島を選んだ経緯について、同グループの広報担当者は路島とは2008年から地方創生事業で関りがあり、廃校や使われなくなった公園の利活用、イベント誘致などに取り組んでいた。その過程で淡路島が大変素晴らしい場所だと知り、移転先に選んだ」と説明する。同社の本社機能の移転に伴って、提携企業も拠点を設けるなど、淡路島の活性化にもつなげる狙いだ。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/54e6704647b449fbf9252a1f94ca62cd5ed3174b

淡路島へ異動する部署は?人員の選出方法は?

報道によると、パソナが東京から淡路島へ異動させる部署や人員は次の通りです。

  • 人事・財務経理・経営企画・新規事業開発・グローバル・IT/DX等の本部機能業務
  • 人事や経営企画部門の社員のう3分の2にあたる約1200人
  • 選出方法:基本的には希望制

 

目的は何?

パソナグループが本社機能の一部を東京から淡路島へ異動させる目的は、

本社機能を分散させる感染症や自然災害などのリスクに対応する「BCP(事業継続計画の体制)」を強化

どこでも働けることをアピール

時期はいつ?

2020年9月から段階的に分散を始め、2024年5月までには完了させる見通し。




セルフ島流し!パソナが淡路島に本社を移転するメリット

リモートワーク

 

パソナグループは2008年から12年もの間、淡路島の地域活性事業に取り組んできたので、馴染みの深い土地でもあります。

2008年から農業の活性化・独立就農を目指すチャレンジファームを皮切りに、兵庫県淡路島で”人材誘致”による独自の地域活性事業に取り組んでいます。文化、芸術、健康、食、教育など、人が集まる夢のある産業を創造し、島内で多くの雇用を創出。さらに、地域資源を活かした施設の開設や、様々なイベント開催を通して、淡路島の魅力を島内発信し、国内外から多くの方々訪れています。

引用:https://www.pasonagroup.co.jp/awaji.html

また、現在はオンライン会議だけでなく、ウェブ面接なども普及し、情報や人を集めるのは大都市圏には限られないといった環境に変わってきていますね。

パソナが淡路島に本社を移転してセルフ島流しをするメリットとは、まず第一に、本社機能を現在の東京と淡路島の2か所にすることで、リスク分散できることではないでしょうか?

感染症蔓延によるロックダウンのような状態や自然災害発生による被害があった場合にも2か所にリスクを分けることで、被害を少なくしたり、対応を早く行うことができますね。

コロナウイルスの感染対策として、密になりにくい環境を作ることができるのは、かなり大きなメリットなのではないでしょうか?

リスク分散の他には、淡路島の地域活性化につながります。

新たな淡路島での人員雇用なども進みそうですね。




セルフ島流し!パソナが淡路島に本社を移転するデメリット

セルフ島流しと呼ばれる、東京から淡路島への異動の社員をパソナグループ内で希望制で募ったとして、予定の人数が集まらなかった場合はそうなるのでしょうか?

離職者や単身赴任者や転居などの問題、それに関わる経費などの金銭的な問題も出てくるかもしれませんね。

 




まとめ!セルフ島流しとは?

セルフ島流し

パソナが淡路島に本社機能を移転するセルフ島流しについてネットの声や、メリットデメリットを考えてみました。

働き方改革が叫ばれてきた中で、コロナウイルスが蔓延し、思わぬ形での分散通勤やリモートワークが進みました。

これからは、パソナが淡路島へセルフ島流しとも呼ばれる移転をしたことで、他の企業でも都心から離れた場所での本社機能をもつスタイルが進んでいくかもしれませんね!